2015/06/19

復興交付金【効果促進】事業といわれるもの。


【宮古・盛岡横断道路】(100キロ)と、
東北横断自動車道釜石秋田線・釜石―花巻間(80キロ)の復興【支援】道路。


◆ニュースソース:内陸と沿岸をつなぐ「横軸」。
宮古盛岡横断道路(100キロ)と、
東北横断自動車道釜石秋田線・釜石―花巻間(80キロ)
の2路線の整備費について、これまで通り国が全額負担するか、県の一部負担を求めるか、最終調整が続いています。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20150618_2
岩手日報Webニュースより

宮古(新里)に実家があるため、「宮古~盛岡間」だけは、
早期完成を願っていますが、とても複雑です。
三陸と内陸を結ぶだけの道路なので、「東日本大震災とは関係がない」と地元以外の方に思われても仕方がないです。

この道路以外にも、地元負担が求められてきます。
復興交付金「効果促進事業」と言われるものです。
例えば、復興公営住宅への下水道整備とかもろもろ…。
内陸とかで開催されている「復興」と付く表題のものとか…。

私がみなさんの前でお話するときに言ってますが…
「国が全額負担」するのか「岩手県も一部負担」するのか。
簡単にいえば、「国=国民が負担」、「岩手県=岩手県民が負担」するということです。
負担してくれる「分母」が少なくなると、負担する「金額=借金」もどっと増える。

生産人口もどっと減ってくるのに、ん・・・。
みんなで「しっかり考えていこうよ」という話です。
人口を増やすも何も、現状維持すら難しいのですから。定住促進もしかり。

さぁ、みなさんはどう考えますか?
これって、本当に必要?必要ではない?という選択のタイミングなのですよ。

仮に、必要が無いです!と…
岩手県(役所)が判断しても、他の「被災県・被災県民」から反発を食らう。
市町村(役所)が判断しても、他の「被災市町村・被災市町村民」から反発を食らう。
分かってはいても、一番に手を挙げれないのが現実ですよね。

こういうものこそ、阪神・淡路大震災を教訓にしてほしい。